About


​アマチュアとプロの演奏家、

その垣根を超克する。


I情報インフラの高度化、SNSを始めとしたコミュニケーションツールの勃興などにより、有志による企画ものの楽団、また、特定の作曲家や知られざる名曲にもスポットが当たるようになり、先鋭的かつ意欲に満ちた団体も多数誕生しました。

しかし、どの楽団を見ても、「演奏家」にスポットを当てているような団体は、未だ少ないように思えます。また、アマチュアから見たプロの音楽家や演奏家という存在は、あくまで指導を乞う・受ける立場のような風潮が未だに強く、お互いが対等な立場に立って演奏するというのも多くはありませんでした。

diversEnsembleは「diverse(多様な)」+「ensemble(アンサンブル)」の造語であり、主に関西で活動する様々な立場の演奏家が集まり、プロ・アマの垣根を超えて演奏活動をしています。

diversEnsembleという名前には、立場を問わず奏者同士の「多様」を認め、切磋琢磨して1つの「アンサンブル」を創ろうという意図があります。 企業でも「ダイバーシティ」という言葉や考え方が定着しているように、例え来歴やバックグラウンドは違っていても、音楽に対する妥協をしない演奏者が集まり、立場を超えて互いに切磋琢磨し、同じ舞台上で音楽を行う事を目的としています。

​現代に生きる「演奏家」が、

自らの意思で選んだ音楽を。


diversEnsembleでは、関西に所縁のある若きアーティストをソリストとして迎え、主に協奏曲にクローズアップした演奏会を開催しています。

他と決定的に異なるのは、ソリストが曲を決定し、決められた曲をプログラムの軸とする点です。

協奏曲や曲目が決まった場合にソリストとなる演奏家にオファーを出す"通例の"オーケストラとは真逆のプロセスを取るこの革新的手法は、ソリストの本当に弾きたい曲を取り上げる事で、ソリストにとって音楽を「仕事」ではなく「純粋に音楽を愛する者」としての演奏ができることを企図しています。

また、オーケストラや構成する各奏者もソリストに触発され、お互いが「アーティスト」として刺激し合える環境の下で音楽を創る事で、従来的なやり方に囚われない音楽を創造できると考えています。

過去2回の演奏会では、吉松 隆「ピアノ協奏曲 “メモ・フローラ”」、ニールセンのクラリネット協奏曲を初め、アマチュアでは機会の少ない協奏曲を演奏した他、ラフマニノフ「交響的舞曲」など編成も曲想も全く異なる曲を1回の演奏会で取り上げるなど、diversEnsembleならではの多様性に満ちた先鋭的な取り組みも行なっています。


以上の特性上、diversEnsembleでは「団員」という概念はなく、演奏会単位でメンバーを募集し、その時のベストな編成・メンバーを以って演奏会に臨みます。特に弦楽器奏者の不足に悩まされるリスクこそありますが、それでも上記のコンセプトを貫く事ができ、かつ編成等に悩まされる事なくソリストのキャスティングや選曲が可能な原動力となっています。

​ソリスト・オーケストラ・聴衆。

三者で創る、新しい音楽のUX。

(ユーザーエクスペリエンス)


ユーザーエクスペリエンスとは「製品、サービス等の利用を通じてユーザーが得る経験」の意であり、元々はソフトウェアエンジニアリングで多用される用語ですが、ココでは演奏会のみならず、それまでの過程や終演後を含む、演奏会に関する一連の経験・体験を指します。


演奏会は聴衆という存在がいて初めて成立するイベントであり、それと同時にオーケストラ・ソリスト・聴衆の三者で、その場で創造する時間芸術です。

その芸術は、技術進歩によって如何に音響や映像が高精細になり、VR(仮想現実)による体験が発達したとしても、それらに優らないはずがありません。

生演奏はその人の生き様そのものであり、技術では成し得ないものだからこそ、真に人の心を動かし、時代を動かすのだと信じています。


Diversity is Good.(多様性は、善。)   ー Larry Wall(プログラミング言語 “Perl” 開発者)

その”善”によって成し得るアンサンブル、そして未曾有のユーザーエクスペリエンスを、聴衆やアーティストといった立場を超えて、是非体感して頂ければ幸いです。


2017 / 7 / 1

diversEnsemble Principal / Producer

Akira Syahana


diversEnsemble Concept / Brand Statement

- Create all-time experience with muse, and you. -

かつてない音楽体験を、若き演奏家と、あなたと共に。